教育費の準備に学資保険は必要?2児の母がNISAを選んだ理由

お金のこと

はじめに

こんにちは。元保育士であり元役場職員、現在は在宅酸素療法中で在宅勤務をしています。

二児の母のkyoと申します。

早速ですが、こんな悩みを抱えたことはありませんか?

  • 学資保険に入っているけど、本当にこれで大丈夫?
  • 学資保険とNISA、どちらが教育費の準備に向いているの?
  • 収入が不安定になっても、子どもの教育費を守れるか心配…

私自身、ずっと「教育費=学資保険」だと思い込んでいたひとりです。でも、体調を崩したことをきっかけにお金と真剣に向き合い、我が家なりの答えにたどり着きました。

この記事は「正解を押しつける」ためではなく、同じように悩んでいるママのひとつの参考になればと思って書きました。

教育費=学資保険という思い込み

結婚して第一子を授かった当時、正直なところ教育費のことなど全く考えておらず、「これから教育費もかかるな〜」くらいの認識でした。

そんな中、長女が誕生してすぐに知り合いから学資保険を勧められ、何の疑いもなく加入することに。

その説明はこんな内容でした。

  • 貯金で積み立てるより増えるのでお得
  • 親に万が一のことがあっても教育資金を守れる
  • 毎月自動積立なので確実に貯まる

「なるほど!」と素直に納得して加入しました。

自分の母も私のために学資保険に入ってくれていたので、「教育費=学資保険」は当たり前のことだと思っていました。

そして数年後、次女が誕生。やはり何の迷いもなく、むしろ「ちゃんとわが子のことを考えています!」という気持ちで加入し、2人分の学資保険の積立が始まりました。

ちなみに、長女のときに担当してくれた方は加入直後に退職されていて、気づかないうちに担当者が変わっていました。(コレ、あるあるな話らしいですね。。。)

「あんなに勧めてくれたのに…」という複雑な気持ちもあり、次女は別の会社の学資保険にすることにした経緯があります。

学資保険ってお得なの?と疑問を持ち始めたきっかけ

当時、地方公務員として町役場に勤務していましたが、体調を崩し、退職を考えざるを得ない状況になりました。

「毎月の給料もボーナスも、当たり前じゃなくなるかもしれない」という焦りから、YouTubeや書籍で家計管理を学び始めました。そこで出会ったのがNISAでした。

最初は恐る恐る少額から始めましたが、毎月淡々と積み立てを続けていくうちに、ふとこんな考えが浮かぶようになりました。

「次女の教育費、NISAの方が合ってるかも…?」

まだ投資初心者で確信は持てなかったものの、なんとなくそう感じ、調べてみることにしました。

学資保険とNISA(オルカン)を比べてみた

月1万円を15年間積み立てた場合(総額180万円)で比較するとこうなります。

学資保険NISA(オルカン)
元本180万円180万円
受取額の目安約189〜198万円 (返戻率105〜110%)約268万円 (年利5%・15年運用)
増えた金額+9〜18万円+約88万円 (保証なし)
リスク元本保証あり元本割れの可能性あり

※あくまでシミュレーションです。投資は元本割れのリスクがあります。NISAの運用結果は相場状況により異なります。

数字で見ると、NISAの方が大きく増える可能性があることがわかります。一方で「保証なし」という点がNISAの最大のリスクです。

学資保険が悪いわけではありません。確実に貯めたい方には今でも有効な選択肢です。ただ、長期運用ができる状況であればNISAの方が有利になるケースが多い、というのが私の結論でした。

NISAにしたのは次女だけ|姉妹でそれぞれ対応を変えた理由

調べる中で、以下のことを知りました。

  • NISAは15年以上の長期運用なら元本割れのリスクがかなり低くなること
  • 長期運用では平均年利5〜7%程度のリターンが期待できること
  • ただし、進学のタイミングで暴落している可能性もあること

これを踏まえ、当時小6の長女と保育園年長の次女とで、教育資金の準備方法を変えることにしました。

※高校卒業・大学進学時(18歳)に必要な資金として考えています。

長女(当時小6)の場合

18歳まであと6年。15年運用は見込めないため、投資に回すのではなく金利の高いネット銀行口座での貯蓄を選びました。

なお、学資保険は「ドアノック商品」として他の保険を勧められやすいことを知り、解約返戻金が少々元本割れでしたが思い切って解約しました。

次女(当時保育園年長)の場合

18歳まで13年。長女よりも時間があったため、解約返戻金をNISAへ回すことにしました。

ただし全額ではなく、一部は現金で手元に残しています。進学のタイミングで相場が悪くても現金で対応できるよう、リスクを分散させるためです。

実際に運用してみてどうだった?

2026年6月現在、教育資金として積み立てているオルカンは順調に増えています。もちろんこれまでに元本割れしていた時期もありましたが、長期目線でコツコツ続けられています。

退職を考えていた不安な時期にリスク許容度の範囲で少額からNISAを始めていたことが、教育費への活用にもつながりました。

「もっと早く知っていたら、長女の分もNISAで積み立てていたな」と今では思います。

あなたはどちらが向いている?

私の経験はあくまでひとつの例です。家庭の状況・価値観・お子さんの年齢によって最適な方法は変わります。以下を参考にしてみてください。

学資保険で貯める方が向いている人

  • 貯蓄が苦手で、強制積立の仕組みが欲しい
  • 投資リスクを取りたくない
  • お子さんが小学校高学年以上でNISAの運用期間が確保しにくい

NISAで貯める方が向いている人

  • お子さんが小学生以下で、15年以上の運用期間を確保できる
  • ある程度のリスクを許容できる
  • 相場が下がっても慌てず積み立てを続けられる

まとめ

現在私は地方公務員を退職し、1年間の療養を経て在宅勤務で働いています。収入は大きく下がりましたが、家計管理と保険の見直しをしたことで、学資保険の頃より少し多い額を毎月積み立てられています。長女の教育資金も毎月一定額を現金で管理中です。

物価高の今、限られた収入から教育費を捻出することへの悩みは尽きません。子育ての中でさまざまなピンチに遭遇すると思います。私の場合、それが病気でした。

「教育費=学資保険」しか知らなかった私ですが、病気になったことで他の選択肢があることを知り、今の我が家に合った答えにたどり着けたと思っています。

すべての家庭に正解はありませんが、ひとつの選択肢としてこういうやり方もあるんだな、と参考にしていただけたら嬉しいです。

今後どんな想定外のことが起こるかは誰にも予測できません。その時その時で自分にとって最適な選択を探し続けていけたらと思っています。

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