はじめに
これまで、保険のこと、在宅ワークのこと、保育士経験、家事の時短について書いてきました。
今回は、持病を抱えながら子育てをする中で、学校や周囲とどう連携しながらサポート体制を作ってきたかについてお話ししたいと思います。すべてを一人で抱え込まず、頼れるところには頼る。そのための工夫を、実例を交えてお伝えします。
学校との連携:伝えたのはシンプルな配慮のお願いだけ
正直なところ、私自身の体調のことを学校に詳しく相談したり報告したりしたことはありません。
お願いしているのは、酸素ボンベを使っているので、参観日などの行事の際に、玄関に近い駐車場を優先的に案内してもらうことだけです。大がかりな配慮を求めているわけではなく、「ちょっとした移動の負担を減らしてもらう」というシンプルなお願いです。
こうした小さな配慮の積み重ねが、無理なく行事に参加し続けるための支えになっています。
子どもが学校に行きたがらない時期と向き合った、我が家のルール
子どもの一人が、学校へ行くことに前向きになれない時期がありました。
最初は、なんとかいつも通りの方法で登校させようと頑張っていましたが、お互いに朝から負担が大きく、長く続けられるやり方ではありませんでした。そこで、「スクールバスで行くか、車で送ってもらうか」を本人に選ばせる形に切り替えました。毎朝「今日はどうする?」と本人に判断を委ねることで、親が無理に決めるよりも、本人なりに納得して動けるようになったように思います。
もう一つ、我が家で決めているルールがあります。体調不良以外の理由で学校を休んだ日は、放課後に一緒に学校まで行き、その日の宿題を受け取って帰ってくる、という約束です。この約束は今も続けています。休むことを頭ごなしに否定せず、かといって完全に自由にするのでもなく、「休んでも、やることはやる」という線引きを、本人と一緒に決めたルールとして保っています。
最終的に、「車で送ってもらう」という方法に一本化すると本人が決めたタイミングがありました。スクールバスか車かを毎朝選ぶ時期を経て、「これでいく」と決めてからは、親子ともに気持ちが楽になったのを覚えています。
一人で抱え込まないために:スクールカウンセラーとの継続的な連携
子どもが学校に行きたがらない時期が始まってから現在まで、定期的にスクールカウンセラーの面談を受けて、様子を見てもらっています。
家庭の中だけで判断し続けるのではなく、専門的な視点を持つ第三者に継続的に関わってもらうことで、親としても一人で抱え込まずに済んでいます。体調に不安を抱えながらの子育ては、どうしても自分の判断に自信が持てなくなる瞬間がありますが、相談できる先があることは、精神的な支えになっています。
まとめ:頼れる仕組みを、少しずつ作っていく
学校への配慮のお願い、子ども自身に選ばせるルール作り、スクールカウンセラーとの継続的な連携。どれも特別なことではなく、我が家の状況に合わせて少しずつ作ってきた、小さな仕組みの積み重ねです。
持病を抱えながらの子育ては、体力的にも精神的にも、すべてを自分一人で担おうとすると限界がきます。学校や専門家など、頼れる相手を見つけて、無理のない仕組みを一緒に作っていくことが、長く続けていくための支えになると感じています。


コメント